☆猫との出会い☆


私と猫との出会いは…。
思い出せないくらい小さな頃から猫と接してきました。
物心ついて覚えている限りでは、父方の祖父母の家で飼われていた黒猫の「くろ」が私が接した初めての猫だと思います。
くろは私が小学生になってしばらくして交通事故で亡くなりました。

くろが亡くなってから来たのが「次郎」という雉猫でした。
次郎はとても賢くて祖父に気に入られていたのを覚えています。
その次郎もやはり交通事故で亡くなりました。

そして、次郎を失ってすっかり気落ちしていた祖父が近所で生まれた子猫をもらってきました。
それが私と実際に初めて暮らした猫である「しろ」でした。
しろが生まれる前、私達家族は祖父母の家に同居を始めたばかりでした。
それは私が小学4年生になったばかりの1994年の4月のことでした。
同居を始めてからしばらく経った5月に「しろ」はやってきたのです。

しろはしろとは言っても真っ白の猫ではなく、白地にキジトラ模様のオス猫でした。
あまりよくは覚えていないのですが、猫とは思えないまるで犬のような子でした。
それはどういう意味かと言うと…。
犬のように家族内の順位を理解し、自分もその順位の中に入っていたのです…(汗)
しろの中での我が家の順位は祖父母・父母(大人)→私→PUU→しろ→妹という順が決まっていたようです。

何を根拠にそう思ったかと言うと…。
父がしろをからかう→しろが怒る→妹にやつあたり という構図ができていたからです。
そんなしろですが、あくまでもうちの子ではなく祖父の猫でした。
94年12月、諸事情により祖父母との同居をやめ、元々住んでいた家に戻ることになり一旦猫との生活は終わりました。

後日談ですが、しろはその後5歳までは祖父母の家で飼われていました。
しかし、1999年12月祖父が倒れ可愛がってくれる人がいなくなりました。
と同時に、野良猫との間に子供をもうけました。
すると、母性本能が強かったのか子猫を守るため凶暴化し手におえなくなってしまいました…。
時を同じくして当時幼稚園だった従姉妹に怪我をさせてしまい、このまま飼い続けることはできないということになり、父の兄妹たちにより遠くの山へと捨てられてしまったそうです…。
正直その話を聞いた時はとてもショックでした。
まだ保健所へ持ち込まなかっただけマシなのかどうなのか…。
きっとワイルドなしろなら無事生き残って幸せに暮らしていると信じるしか私にはできませんでした。


 

 

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